上司と外出していて、お昼前に会社に戻ると、会社の前にキッチンカーが止まっていた。

 

『買っていこうか』

 

いつものように、私の分までランチを買ってくれる上司。

 

『ステーキ丼2つ。一個はご飯大盛りで。』

 

「ありがとうございます。2つで2050円になります。」

 

下りのエレベーターは混んでいたけど、フロアに戻るエレベーターの中では二人きり。

いつも通り、他愛もない話をしてデスクに戻る。

 

自販機でお茶を買って席につく。

手に取ったお弁当は温かくて、とてもおいしくて。

50円高い私のランチは少し優しい味がして。

 

小さな幸せ見つけて、私は今日も社会を生きる。

血の通った関係と没頭 ー若林正恭ー

 

 

貴志裕介の『青の炎』を読んで以来、読書が自分の生活の一部に組み込まれるようになりました。

 

その習慣は今でも続いています。

 

最近も自分の時間が多くそれなりに読破しました。その中でも特によかったのが若林正恭著『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』

 

大まかにいえば私的旅をエッセイとして書籍化したもの。引き込まれます。

 

ぼく自身がキューバに行ったことがあり、情景を想像しやすいということではなく、もっと深い。

 

感じたことのある劣等感を隠すことなくさらけ出しているからそこに共感できる。

 

嘘がないからイタくもならない。

 

本を読んでいる間は自分自身と素直に向き合えた気がしました。

 

若林さんが本の中で言っていましたが、人生において大切なことは「血の通った関係性と、没頭」

 

多くの媒体で使い古された「希薄になった人間関係」というワード

 

それは果たして真でしょうか。

 

もちろん会えない人はいます。それでも、コロナになったからこそ見つけられたものもある。

 

変化した社会だからこそ会いたい人。その人たちはかけがえのない存在です。

 

変化した社会だからこそやりたいこと。それに没頭する。

 

人生のバイブルが見つかりました。

 

若林さんが苦しんだ分、僕は生かされています。

 

ありがとうございます。

 

 

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 (文春文庫)
 

 

戯言

いま勉強してます。

英語なんですけどね。

ネットで調べて、ある程度難しそうな長文の参考書。

手こずりはするんですがある程度解けますね。

英語読めるようになったなぁという感慨と共に自己肯定。

今日も平和です。

来月の半ばにTOEICを受けることが決まりました。

何点取れるか分かりませんが最善を尽くします。

目標は900点かなぁ。

取れたら報告しますね。

もし何かいい参考書があれば是非教えてください。

勉強の秋です。

もはや趣味ですが。

夢とか目標とかエトセトラ

わたくし、夢がありません。何かやりたいことが無いんです。

これは思っているよりも致命的で、コンパスなしに航海しているようなものです。

ただ、それはいまに始まったことではありません。人生を懸けてやりたい仕事を発見できた試しがないのです。

やりたいことがある人は素直にすごいと思うし、その夢をぜひ叶えてほしいとも思う。

自分は塾の講師として働いています。すごく楽しい。でもプロにはなれないなと思う。

こういう人対人の仕事は共感が肝です。共体験がないと話も進まないし、突き詰めれば作り話でもいいけど、それでは厚みがでない。説得力がないんですよね。

もしぼくがプロになったらそうなると思う。

ある意味で教える側であるのに劣等感も覚えます。夢に向かって努力してる人はみな等しく美しいし、そこで自分と比べるとなんとも情けない人生。

やり直したいとすら思う。

ただね、それが全てじゃないとも思うんです。特に夢や目標がない人、わたしはそれでいいと思う。

たかが20年しか生きていないのにそれを見つけられた人はラッキーだし、見つけられなくとも自分に嘘をついているよりはましです。

これから進路を決める理由はいくつだって見つかります。

漠然としてていいんです。いつか気がついたときには到着すると思う。明確な場所に。

ね、説得力がないでしょ?

なぜってわたしがそこにたどり着いていないから。

残念だけど事実です。だからいつかそうなる場所にたどり着きたい。時間がかかってもいい。

いま焦ってる人に大丈夫だって言える人間になりたい。そのためにわたしは今、闘っています。

だから皆さんも一緒に。

自分を慰めているだけですが、そんなことを思いました。

信号で停車中にキスをしたら後続の親子に拍手された日のこと

ご無沙汰してます。自分の手で枯らしてしまったものと、もう一度向き合ってみることにします。

言語化することが長所だと自負しております。ただこのプロセスは多大な徒労を含むわけです。

わたしは考えに考え抜いて初めて言葉を発します。いや考え抜いた末にその言葉は浮遊することなくただの業として燃やしてしまっているのかもしれません。

本音はいつも胸のなか。ゆえに「無口でつまらない奴」という烙印を押されてしまうわけであります。

悲しいかな、それに反抗したくとも勇気がわかないのです。嫌われてしまう恐怖に打ち勝てないのです。

そんな折、わたしはある少女に言われました。なぜもう書かないのか、と。新しいものが生まれなければつまらないではないか、と。

気がつけばわたしは、この白紙に文字を羅列しております。また無駄なことだと分かっていてもやりたくなってしまったのです。

誰かに届くとか届かないとかそんなことではなく、ただそこに救いを求めているのかもしれません。

受け取り手がいないからこそ、わたしの本音がそこに現れる。

きっかけなんてなんでもよかった。それが偶然にもその少女の叱咤激励だったわけであります。

さて世界が変わりました。それでも人生は回っていきます。

もちろん変化は必要です。でも突飛なことをする必要はありません。できることをやればいいのです。ひとつひとつ自分のものにしていけばよいのです。

これが何かひとつのきっかけになることを願って。

コロナが奪ったもの

 

 

何がぼくらの生活において重要なのかは人によって異なると思います。食事だったり、スポーツだったり、ゲームだったり。一人一人異なる感情を抱くとはいえ、今回の自粛期間で多くの人が感じたことがあるのではないでしょうか。もれなく自分も感じています。「いかに人とのつながりが重要か」ということです。

 

インターネットが発達し、SNSを開けば自分の友達が何をしているのかわかるような時代になりました。これを批判的にみる動きは長らくあります。人と人との関係が希薄になったとか、ネットの中に依存しているだとか。それは果たして正しいのでしょうか。そういった批判をしている人を含め、この状況はネットに依存せざるを得ないのです。

 

人との関係性が絶たれた今、改めて友達の大切さに気が付いた人がいるでしょう。そして直接会うことができなくとも連絡を取り合うことを可能にしているSNSに感謝している人がいるでしょう。今回の一連の流れは間違いなく試練です。困難です。すぐ終わるものではありません。それだからこそ、今感じていることはこれからも忘れてはならないのです。

 

今は全員が同じ場所に集まって同じ感動を共有することはできません。ライブもコンサートも映画も。ことごとく娯楽というものが私たちの生活から奪われていました。それでもなお自分のことを気にかけてくれる人や、自分にとっての大切な人は変わらずそこにいるのです。このむつかしい状況を全員で乗り切ってまたいつものにぎやかな日常を取り戻しましょう。そのために日々の生活をもう一度考えてみて欲しいです。その大切な人すらも奪わてしまわないように。

 

それではまた。

世界が変わっていくって話。信じるか信じないかはあなた次第です。

 

世界が変わっていく音が聞こえてきます。別に何かの宗教チックなたとえではなく現実のこととしてです。このコロナウイルスはわたしたちの想像をはるかに超えて社会を根本から変えてしまうようです。

 

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東大の前田先生はフェイスブックにこちらの投稿をUPしていましたので共有させて頂きます。コロナが終息するまでには10年を要するかもしれないと。衝撃的なことではないでしょうか。わたしたちの日常はいつ戻ってくるのか。いや戻ってこないのかもしれない。

 

現在カナダはいわゆるロックダウン状態です。レストランも学校も何もかもが閉まっている状態。始まった時は2週間のみと言われていましたが、政府発表ではこの状態が少なくとも3か月は継続されるようです。さてわたしたちはいつになったら友達と会うことができるのでしょうか。誰にも分かりません。

 

それでも世界は回っていきます。日常は形を変えて、今度はこの異質な日々が日常になっていくのかもしれません。学校はインターネット上に移行する。会社はテレワークになる。直接人に会い、同じ空間で共同作業をするということに一切の重きが置かれなくなる世界が間違いなく訪れるわけです。これは机上の空論ではなくこれからの世界です。

 

何かが無くなり、今まで当然のように不要だと言われていたものが必要になる。はんこはいらないし、車もいらなくなるかもしれない。貨幣制度も簡単に崩壊するかもしれない。逆に医療現場や介護施設ではロボットが活躍し、全員がパソコンを持つようになる。より近代的で真新しい世界が構築されている途中です。そして各国のブレインはこの状況を使って大掛かりな実験をしているわけです。どの国が成功し、どんな未来がスタンダードになるでしょうか。誰にも予想はできません。

 

これから夏を超え、年末に向かって様々なことが変化します。そしてこれは遅かれ早かれ起こるであっただろうことであって、コロナによってほんの少しだけ急を要するだけなわけです。それを受け入れ、対応することがわたしたちに求められることなのではないでしょうか。

 

十年後にこの状況を振り返った時、「ああ、あの時が転換期だったのか」と思わずにはいられないでしょう。その転換期に対応し得るものだけが生き残り、そうでないものは社会全体から疎外されるに違いありません。その転換期で右往左往しているわたしたちが新しい社会を作るのです。

 

いまはまだ序章に過ぎないのでしょう。少なくとも次の時代に対応するために今を生きることが大切なのかもしれません。最後に1つ記事を載せておきます。「サピエンス全史」の著者がこれからの社会を歴史的な観点から述べています。興味がある方は是非読んでみてください。それでは今日はこのへんで。皆様健康にお気をつけて。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

志村けんの死から学ぶ。

 

この先の世界はどうなってしまうんでしょうか。そんな不安に押しつぶされそうな日々が続いています。いつこの事態が消息するのか神のみぞ知るって感じです。

 

現在自分はカナダにいます。ルームメイト五人との共同生活です。概して健康ですし、もちろん暇だけどね。町は死んでいます。人もいないし店も開いてないし。家にいるしかない。

 

先日日本大使館からメールが来ました。日本に帰れというお達しです。とはいってもここ一か月は飛行機が飛びません。太平洋を泳いで横断する他ないのです。家にいる他ないのです。

 

そんな中で思うことは、自分がやれることをやろうと。こんな緊急事態なのに目立とうとしてアブノーマルな行動をとる必要はないわけです。友達と居酒屋で盃を交わす動画をSNSにアップするような輩をかまっている暇はありません。自分と自分の大切な人の命を一時の享楽と天秤にかけて考えれば、なにが必要なのかなんてことは誰にだってわかるわけです。家にいましょう。

 

とはいってもどこか他人事に思いませんか。なんか偉そうにこんなこと書いてるけど自分もあまり実感として恐怖をあまり感じられていないんですよね。だって実際に感染した人に会ったこと無いし、ましてや友達が感染しているわけでもないんですから。どこまでいっても自分て奴は能天気だなと思う訳です。

 

そんななかで先週のニュースです。志村けんさんが亡くなりましたね。コロナです。センセーショナルというか衝撃でしたよね。誰もが知る著名人が、誰も本気で気にかけちゃいなかった病気で死んでしまったわけですから。皮肉なものです。もちろん志村けんさんは若くありませんし、喫煙もしていたということは一つのファクターになっていることは間違いありません。それでもね、あれだけの重鎮なわけですから、日本が世界に誇る医療を思う存分に駆使して治療をしたに違いありません。それでも助からなかったのです。

 

みなさんは何を考えますか。もちろん誰かの死は悲しい。行動を改めようって思った人もいたでしょう。でも不思議だったのが怒りを持って批判していた人もいたじゃないですか。「中国を許すな」みたいな。正直それに関しては意味が分からない。いますべきことはそんなことじゃない。中国人やアジア人に対する誹謗中傷が日に日に増えています。なんとも胸糞が悪い。初動のミスはあったでしょう。もしかしたら公表していたデータも違っていたかもしれない。それでも彼らは加害者じゃない。間違いなく被害者なわけです。なんかそこを変に捉えている社会の風潮が気持ち悪い。

 

今やらなきゃいけないことは自分と他人の命を守ることにほかなりません。志村けんさんの死から学ぶことは社会を批判することなんかじゃない。ましてや人種差別主義者になり下がることなんてだれも望まないんです。自分の命は自分で守らなきゃならない。医療は万能じゃないんです。予防をすることしか今の私たちには選択肢がないんです。どうか家にいましょ。なるべく人との接触は避けましょう。それが自分たちにできる防衛策です。

 

コロナに感染すると普通に死にます。そういう病気です。感染したら家族には会えません。死体から感染しないというデータがないために最後を看取ることもできません。そんな人生の終わり、いやじゃないですか。だからもう一度言います。家にいましょう。今回は以上です。みなさんがこれからも健康でこの事態が終息したらまたみんなで盃を交わしましょう。

 

それではまた。

しごとの思い出

 

 

 人生初の仕事は時給ががわずか50円でした。それでもわたしは満足しました。そして目を輝かせながら日々課される業務を粛々と遂行しました。無知であるということにさえ気が付けなかったわたしをどうぞ愚かだと笑ってください。

 業務は多岐にわたりました。洗濯物を畳む、皿を洗う、部屋の掃除をする。自分がやりたいと思うことをできる環境がそこにはありました。また時間を気にすることなく、自分のペースでタスクをこなすことができました。昨今のニュースを賑わしている、いわゆるブラック企業とは全く性質が異なるのです。

 そしてお待ちかね。業務を終わらせた後にハグを交わし頭をなでられた瞬間に、何物にも代えがたい幸福を得ました。文字通り大きな愛を享受したのです。

  こうしてわたしのキャリアは始まりました。自分の職場に求める最低条件は自分が安心して働ける環境があるかどうか。難しい時代に生きているからこそ、それが要にあるんです。

 そしてわたしはいつか必ず親孝行します。わたしを育ててくれてありがとう。これからも元気でいてね。かあさん。

 

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わたしと英語

 

 わたしは学生時代、カナダに一年間住んでいました。その思い出は今になっても忘れることのできないものです。しかしそのすべての思い出が良いものであろうはずもなく、なかには苦い経験として私の中に生き続けています。

 カナダに移住して三か月が経った頃、私は友達の紹介を経て一人の女性に会いました。スタイル抜群でうつくしい青い目の彼女。話す言葉はもちろん英語。人生で初めて日本語を使うことのないデートをすることになりました。

 お互いのことをあまり知らないまま迎えた当日。予定より早くレストランに到着したわたしは、すっかり緊張してしまいました。生温かい汗が背中をつたい、落ち着こうとすればするほど呼吸が早くなる。恐らく傍から見ていたら、挙動のおかしいアジア人だと思われていたかもしれませんね。

 ポケットの中の携帯に着信が届きました。

「少し遅れるかもしれないから先にお店に入っていてほしい」

 彼女からのメッセージを了承したわたしは予約しておいたレストランの席に着きました。コップに注がれた水を飲みながら待っていると彼女はすぐにやってきました。彼女を一目見た瞬間、わたしは息をのまずにはいられませんでした。

 ———彼女はとても美しかった。

 わたしたちは軽く挨拶を交わし少しの時間をかけ注文を終えました。照れ笑いを交えながら会話が始まりました。しかしそれも束の間、わたしはすぐにトイレに避難せざるをえませんでした。理由はただ一つ、英語がわからなかったのです。相手の話している内容の半分しか理解できず、自分の考えを半分しか表現できない。どうやって会話をすればいいのか分からなくなりました。鏡の中のわたしはほとんど泣き出しそうでした。

 意を決して席に戻りましたがその夜を楽しむことはできませんでした。自分の不甲斐なさと相手の女性に対する申し訳なさでいっぱいでした。そしてわたしは決心しました。きちんと英語を学ぼうと。

 次の日から私の生活は大きく変わりました。生活が英語を中心に回り始めました。ニュースを見たり本を読んだり友達とでかけたり。寝るとき以外はほとんどが英語で充ち溢れました。ゆっくりとそれでも確実に。そんな英語まみれの生活は海外での生活を終え、日本に帰ってきた後も継続しました。

 時は経て、そんな若かりし日を懐かしく思えるほどになりました。その思い出を妻に話すとこんなことを言っていました。

 「わたしもあんなにつまらなかった初デートは経験したことなかったわ。でもあなたが必死になってわたしのことを褒めてくれて、知ろうとしてくれたことが嬉しかったの。そしてわたしの直感は間違っていなかった。あなたといれることが幸せなの」

 「英語」というひとつの言語はわたしの人生を大きく変えてしまいました。幸せにしてくれました。そして家族を与えてくれました。間違いなく英語を学んでよかったと思います。

 先月、そんな我が家には新しい家族の一員が加わりました。愛おしい我が子は、うつくしい青い目をしています。

 

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希望の光。オリンピック。そして僕らは涙するだろう。


東京オリンピックの延期が決まりました。悲しい感情と同時にある種の安堵感に包まれました。一年後に開催されることを期待したい。

この大変な時だからこそ冷静になって考えてみたいと思います。
思い返せば2013年、東京で2度目のオリンピックを開催するために多くの方が尽力されました。滝川クリステル氏の「お・も・て・な・し・」を覚えている方も多くいると思います。そして9月7日あの名シーンが生まれたのです。



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東京で世界最高峰のアスリートがしのぎを削る姿を想像し、多くの人が胸を高鳴らせたのではないでしょうか。人生に一度あるかわからない自国開催のオリンピック。それを見れるというだけで多大な価値があるように思えました。しかしその期待が完璧に満たされる結果にはなりませんでした。時間を追うごとにたくさんの課題が浮き彫りになりました。

経済的な問題はもちろんのこと、海外のテロ組織から狙われる可能性も出てきました。そして新型の感染症により終止符が打たれました

誰がこんな事態を予測できたでしょうか。人類が対策不可能なウイルスと戦うことになるなんて。だけど今は下を向いているだけじゃダメなんだろうと。今自分たちがやらなきゃならないことはこの疫病に打ち勝つこと。その中で是非この動画を見て頂きたいです。


カナダでコロナに対応されているお医者さんです。要約するとコロナは思っている以上に怖い病気だということ。そして感染から2週間ぐらいしないと感染にすら気が付けないということ。そしてその間も病原体を拡散しているということ。そして僕たちができることはできる限り家に留まり、感染を予防するということ。

今のカナダはほとんどのレストランやカフェ、バーが営業停止になり街自体が止まってしまってる状態です。多くの人が家で時間を過ごしています。ただこれが必要なことなんだろうなと思います。日に日に感染者や死者が増えていっていますがこれを収束させるには一人一人の我慢と努力が不可欠です。

今感じることは、コロナは全く消息に向かっていないということ。これからもっともっと悪い状況になるんだろうなあと思います。そしてその時、どう自分たちが対応するのか。今のままの生活を継続しようとするのか、それとも適切な恐怖を持って自己防衛に徹するのか。感染することは自分だけの不利益ではなく、社会全体に影響します。そのことを頭に入れてこれから生活していきたいと思う。



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そして人類が未曾有のウイルスに打ち勝ったという象徴として「真の平和の祭典」が日本で開催されるでしょう。笑顔で海外の方々を招き行われるオリンピックの感動は想像を超え、歴史に刻まれるでしょう。「貧乏くじ」と言われたオリンピックが人類の希望となるかどうかはこれからの自分たちにかかっています。どうかこれ以上感染を拡大させないためにできることをやりましょう。

感動の涙を流せる日を夢見て。それではまた。

日本人の外国人恐怖症

 

 

 カナダ人が日本に行って戸惑うことがあるとのことです。さて皆さんはそれが何かわかりますか。

 

正解は、、、街中でじろじろ見られることだそうです汗

 

なるほどね、そうだよね。アジア系の方からはあんまり聞かないけど白人だったり、アフリカ系の人って明らかですからね。見た目で。仕方ないと言えば仕方ないかなと思うけど、海外の方が100パーセント安心して生活できない環境ってのはやっぱり改善しなきゃならないんだろうなと。

 

もちろん十年前とかと比べれば良くなってると思う。オリンピックに向けてもたくさんの人が入ってきているし。ただ日本人が海外の方に抱く特別な気持ちみたいなものがまだまだあるのかなと。グローバル化には対応できていないのかなとは正直思います。

 

もちろん多くの日本人が英語を話す訓練をしていないってのはすごく大きいとは思います。突然英語で話しかけられて対処できる方なんてごく少数だと思いますし。そんな話をしていたら英語ネイティブの方に一つの単語を教えて頂きました。(xenophobia)訳すると外国人恐症になります。あんまり馴染みのある言葉じゃないですよね。ただ(racist)よりはあまり差別的な言葉じゃないよとのことです。

 

こんな話も聞きました。それも友達から聞いたんですが、東京の地下鉄って凄く複雑じゃないですが。あれを乗りこなすのって日本人でも難しいですよね。だから聞いたらしいんです。英語でね。どのラインに乗ればいいのかって。そうしたらね、その日本人がね I can't speak English!! って完璧な英語を話しながら走って逃げられたんだって。

 

まあでもその気持ちは分からんでもないけどね。これからますます海外の方が日本に来ると思うのでそんな時にすこしでも温かい対応ができたらいいよね。完璧な言葉を話せなくても気持ちは通じるってことが今回のワーホリで学べたので、トライできたらいいなって思います。海外の人が安心して暮らせる町を作れたらいいなと思います。

 

それではまた。

 

 

 

 

ワーホリを成功させるたった一つの方法

 

 

世界には二種類の人間しかいません。ワーホリを経験した方としていない方。

 

筆者はというと一年間カナダでワーホリを経験しました。その中で筆者は気が付きました。たった一つのことをするだけでワーホリが実りある、価値のあるものになるということを。知りたいですよね。

 

もったいぶっても仕方ないので書きます。そのたった一つのこととは

 

「勇気をもって行動すること」

 

たったこれだけ。勇気を持って行動する。なんかすごく簡単なことに聞こえませんか?いや実際簡単なんです。だって勇気をもって行動するだけですよ。頭を使う必要なんてどこにもない。全員に生まれながらに備わっているものを使うだけですから。

 

たぶんですけど全員が明確な目標を持ってワーホリをしているわけではないと思うんですよね、なんとなくとか、日本につかれたとか、彼女彼氏にふられたからとか。もちろんキャリアを作りたい、英語を話せるようになりたいって目標を掲げている方はほんとに素晴らしいと思います。

 

ただその中の全員に通じることだと思います。勇気をもって前進すること。一年か二年か分からないですけど、人生の中で見たらまあ短い期間です。何もしなければ何も人生に影響しません。ただ一年、年を重ねるだけです。反対に何かすれば何かしらの影響が自分の未来に生じるんでしょう。その差を生むのは、一貫して申し上げている通り「勇気を持って行動すること」

 

何をもって成功なのか失敗なのか。この定義は自分で決めればいいんです。周りでごちゃごちゃ言ってる人間のはなしを聞く必要なんてどこにもないんです。

 

これから渡航されるって方もいると思います。不安ですよね。何が起こるのか分からないし。英語できないけど大丈夫かなって。大丈夫。もうあなたはすでに勇気をもって一歩踏みだたんだから。あとは次の一歩を踏み出す勇気を持つだけです。外に出て、いろんな人に会って、いろんな経験しましょう。

 

皆様の旅が成功することを切に祈っています。

 

それではまた。

ワーホリで無職になりまして

えー、無職になりました。恐らく今月の収入は0です。さてどうしますかね。

全てコロナウイルスの影響です。カフェ、レストラン、パブ、バー全てで営業中止。もしくはテイクアウトのみ。



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仕方ないと言えば仕方ない。もちろん予測も不可能だった訳です。最悪、働いてるレストランが倒産するなんてことも無い訳じゃないのでね。ちょっと怖いかな。

ただ、ウイルスに煩わされないようにするには得策だとは思います。人と接触しない限り移されることの無いウイルスですから。

思ったよりも早い判断をしたカナダ政府の思いきりのよさはすごいなと。少なくとも日本の政府よりは早いと思う。

やはり被害が拡大してイタリアの二の舞になることだけはどこの国も避けたいですものね。

恐らく2週間かそのぐらいで以前と同じ状況に戻ると思われます。3月31日の声明が出るまではっきりはしませんが。

日本でも体験したことの無いこの緊急事態に困惑してますし、どう乗りきったらいいのか正直分からない。けどきちんと情報を整理して良くなるのを待ちたいと思います。

すこしでも早く元の状況に戻ればいいなぁと願うばかりです。

以上。みなさんもどうかお元気で。

それではまた。

コロナからの学び

 

 

僕が一番思ったのは、ワーホリにも「お金」が必要なんだなと思います。

 

自分がワーホリに来る前、お世話になったエージェントの方に言われました。ワーホリはお金が必要ない。一か月分の生活費だけまかなえれば大丈夫だって言われました。ただこの状況に直面しちゃうと、もうそれが正しいなんて言えないなと感じました。

 

もちろん日本にいるときよりはお金を稼ぐのは簡単です。だって学生じゃないんだから。大学にいる時間が仕事場にいる時間に変わり、お金が入ってくるわけですから。

 

しかし今回のコロナに関わることを経験してしまうときついなと思う訳です。

 

恐らく今週か来週からはレストランの営業が停止します。イタリアの流れを見ていると二週間近く営業できなくなる可能性があるなと。もちろん営業ができなくなる前でも、客足が遠のけば人件費が削られ、働ける日数もかなり少なくなってしまう。

 

結果的に一か月間の収入がほとんどなくなることになるわけです。そういうことを加味するとやはりお金がないと生活するのは厳しいなと感じるわけです。

 

もちろん留学に比べて安いってのは言うまでも無いし事実だと思います。しかしワーホリだってお金がかかるし、貯えがあることに越したことはないなと感じました。

 

もちろんワーホリに来る人はそれぞれ違った目標があると思うけど、特に英語を学びたいと思っている方は、金銭的な余裕を持ってくるとより充実した日々を送れるのかなと思います。健康が一番大事だっていうこともまた真理であることは間違いないわけでありますが。

 

今日はそんなことを思いました。是非皆様もお体に気を付けて。

 

それではまた。